奇跡の砂 チマヨ教会 EL Santuario de Chimayo

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奇跡の砂の教会 El Santuario de Chimayo

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奇跡の砂が沸く サンテワリオ・デ・チマヨ

Chimayo03.jpg「ニューメキシコに奇跡の砂が沸くアメリカ版ルルド”と呼ばれる教会がある。」そう聞いてから、ずっと行ってみたかった場所『サンテワリオ・デ・チマヨ』を訪れた。奇跡の砂を病の場所や、痛い場所につけると治ると信じられており、人口約2,700人に満たない小さな村に年間30万人もの人が、教会を目指して訪れるというから好奇心が刺激される。
 アメリカの道は単純なので、地図にある道路番号を探して進めばなんとかなっていたのに、ここだけは違った。チマヨへと続く「76」の入り口がわからず、UT-65を右往左往。ようやく小さな看板を見つけて無事76に入れた後も、ただの田舎道が続き、おおよそ奇跡の教会があるように思えない。それでも地図を頼りに進んでいくと、見落としてしまいそうな程ささやかな看板を発見!看板の矢印にあるアメリカにしてはかなり細い道を進むと、その先にチマヨ教会があった。いくら小さいとはいえ、これだけ有名で「復活祭の日は1日で何千という人が訪れる:と書いてあったからそれなりの大きさを想像していたけれど、駐車スペースも10台ほどの本当に静かでこじんまりとした教会だった。

奇跡の砂の部屋

Chimayo02.jpgChimayo05.jpg砂を持ち帰るため、入り口にあったギフトショップで、ホーリーウォーター用の器を購入した。教会の扉をくぐると、正面には十字架とともに大きな祭壇。砂の沸く部屋は、十字架の左横にある小さな部屋の、さらに小部屋にあった。入り口は、かがまなくては通れないほどの小さな扉をくぐる。教会内は撮影禁止なので、写真は外から望遠で雰囲気を撮ったものだけど、人が屈んでくぐっているのが、砂の部屋の入り口。小部屋自体は畳一畳程度の広さで、砂の沸く穴は直径50cmほど。ひとりひとり順番に譲り合って砂を容器に入れている。砂を掘る人は、時に祈りながら、自分が持ってきたペットボトルに砂をつめ、まわりはそれを静かに見守っていた。なんだか不思議な空間。

Chimayo04.jpg私も祖父の病気が治るようにお祈りしながら、砂を容器につめてみた。見ず知らずの巡礼者が、その横で祈ってくれた。流石にこの砂を塗っただけで、傷がきれいにふさがったり、病巣が魔法のように消えるとは思わない。けれど、信じる気持ちや誰かを思う気持ちが、苦しみや痛みを軽くすることはあるんじゃないかと思う。それに、信じ続けると、解決の糸口が見えてくることがある。あきらめないって強い。絶望して今は見えないけど、信じる。そういう人々の心の支えとして、この教会があり、奇跡はおこるんだろう。教会に所狭しと飾られた写真やお礼の手紙や、並べられた靴や松葉杖見てそんなことを思った。
Chimayo 公式HP
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