Four Corners

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ヒッチハイカーとの出会い

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アメリカを歩いて旅するヒッチハイカー

FourCouners04.jpgユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州、アリゾナ州4つの州が1点で交わり、記念のモニュメントのあるというフォーコーナーズ。今回の日程では厳しいからとあきらめていたのだが、やりくりしてどうにかいけそう!と気合をいれて向かってみた。基本的に高い山もなく、どこまでも緩やかな景色が続く田園風景の中、車を走らせていると、車に乗ってる全員が「人が歩いてる!」と叫んだ。私は運転していて気づかなかったけれど、休むところもないこの炎天下の空の下を、大きな荷物を背負って人が歩いていたらしい。手で合図をしていたから、あれはヒッチハイカーだろうということで、相談した結果少し引き返して彼を拾うことにした。


FourCouners01.jpg話を聞くとラスベガス在住の29歳。2年前から主に教会を巡礼してアメリカ中をヒッチハイクと徒歩でまわっているとのこと。
「誰も乗せてくれないときはどうするの?」
「ひたすら歩くよ」
「夜はどこで寝るの?」
「地面で寝袋で寝るよ。ラッキーなときは教会に泊まれるよ」

 どの質問に対する答えも、いたってシンプル。ヒッチハイカーなんだから、当たり前といえば当たり前だけれど、ドライブでアメリカの大きさを改めて実感したの私にとって、その大地を歩いてまわる彼の答えがどれも単純すぎて驚くことばかりだった。
 やがてフォーコーナーズに到着したものの、なんとぎりぎりのところで門が閉まって入れず!もし、あの場所で引き換えしたりせず、10分でも早くついたいたら……。とも一瞬思ったが、ここまでの道中彼に聞いた話はどれもこれも新鮮でとても面白かった。ここには、また来ればいい!
 元来た道を引き返す私たちとは行く方向が別方面なので、彼とはここでお別れ。握手をして「Thank you」と短くお礼を言うと、ヒッチハイカーは炎天下の道をまた歩いて去っていった。彼の旅はいつ終わって、その旅の終わりにどんなことを思うのだろうか。きっと、そのときにいろいろ質問しても、とてもシンプルな答えが返ってくるのだろうなと想像して、心の中でニンマリした。